ぼのにっきのブログ

ぼのぼの好きによるブログ。 ・語学のお勉強のこと ・ヨーロッパでの生活のこと ・ぼのぼののこと ・らっこのこと などを投稿していきます。Twitterアカウント→bononikki@デュッセルドルフ (@bononikki1): https://twitter.com/bononikki1?s=06

シンプルな人生への憧れ

こんにちは、ぼのにっきです。

妊娠38週、出産予定日まであと11日となりました。

ドイツ国内のコロナ感染者数は日々増加しており、

規制が厳しくなるとお産の病院にも影響があるので、少々どきどきしています。

立ち合い出産はなかなかなくならないようですが、

警戒が高まった場合は【生まれる瞬間だけ立ち合い】になるそうです。

生まれる直前まで夫は車で待機。「もう生まれる~~!」となったら、電話で呼び出し立ち合い。「おぎゃー!」となったらすぐ解散!になるようです。

それでも立ち合い禁止にならないのが、平時なら付き添い、立ち合い、ファミリールーム(病室に夫のベットを入れて、夫も泊まり込む)当たり前のドイツだなぁと思います。

 

さて、そんな出産を間近に控えた今、私が考えていることは

「シンプルな人生を送りたい」ということです。

 

何をもってシンプルと呼ぶか?私独特の解釈になってしまうのですが、

例えば。。

・実家と良好な関係で、里帰り出産ができる

・キャリアを重ねた職があって、産休、育休後、職場復帰することができる

・住む場所が変更されることを未来予測に入れなくてもよい

 

⇒つまり

・地元で両親の支援を受けながら、子どもを産んで育て

・保育士としての資格とキャリアがあり

・旦那さんは転勤族ではない(例えば地元企業や公務員、医療関係にお勤め。)

 そんな友人を思い浮かべると

「あぁ、いいなぁ。。」と思うのです。

 

⇒私はというと

・実家という言葉を聞いただけで重たい気持ちになる

・30代前半までで2度転職。戻れる職場も長いキャリアもなく

・旦那は今後も海外駐在の可能性はある

 そんな自分の未来を思い浮かべると

「あぁ、もう未来がわからない。。」と思うのです。

 

実家だったり、キャリアだったり、住む場所は、

それひとつひとつが大きな人生の土台のように思います。

どれかひとつしっかりしてると、よかったんだけども。

 

人生設計を誤ってしまったかしらと思いますが、

こう書いてみると「何が不満やねん??」という気もする。

・20代は東京で働き、ひとり暮らし

・職場で知り合った夫と結婚

・30代半ばでヨーロッパ在住。もうすぐ子どもが生まれる。

「あぁ、順調な人生。。」とも思うのです。

 

というか、私が大学生のころ、思い描いた人生はこんな感じだったはず。

実家を離れ、東京で働いて、海外に住んで、いろんなものを見てみたかった。

30歳くらいで結婚かなぁ。なんて思っていた。

 

叶っているんだから、喜ばしいことではないか。

人生がシンプルにならない、という私の悩みは、

「自分の思い描いていた未来を実現してみたら、思ってたのと違った」ってことだった。

「やってみたら、結構疲れるんだよね、この人生」ってことに気づいてしまった。

贅沢な悩みですね。

 

では、今の自分が理想だとしているシンプルな人生とは何ぞや?と今一度問いかけてみる。

来年再来年、5年後、10年後人生の予測がつく人生。もちろん予想外のことはある。だけど、帰ってくる場所、揺るがない自分の経験がある人生。私はこういう人間で、こうして生きてるよって言える人生。

 

今後はそう生きたいなぁと思う。しかし、生まれてくる子にちょっと人生立て直すから待ってとは言えないし、夫を変えるわけにもいかない。年を遡ってひとつのキャリアを積むこともできない。

 

今がスタートライン。

子育て、キャリア、生活全体をなるべくシンプルに、平穏な毎日を送っていけたら幸せ。もう、「新鮮でワクワクするそんな毎日°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」はいいかな。地味だけど、地に足がついて、ちょっとやそっとじゃ揺るがない生活を築きたい。いつでも「大丈夫よ」って言ってあげられる母で妻でいれたらいいな。

 

そんなことを考える今日この頃です。