ぼのにっきのブログ

ぼのぼの好きによるブログ。 ・語学のお勉強のこと ・ヨーロッパでの生活のこと ・ぼのぼののこと ・らっこのこと などを投稿していきます。Twitterアカウント→bononikki@デュッセルドルフ (@bononikki1): https://twitter.com/bononikki1?s=06

母親になる資格

こんにちは、ぼのにっきです。

 

夫の海外駐在に帯同し、現在ドイツ デュッセルドルフというところに住んでいます。

デュッセルドルフという町は日系企業が多数進出しており、日本人が多く、日本食レストランや日本食品を扱う商店が複数あります。

なので、海外生活は比較的快適で、ここに数年住んだからと言って、経験値が大幅にアップするということはないでしょうという町です。

 

そんな町で、母になろうとしている私33歳。初産です。現在妊娠10w4d。ちなみに婦人科の先生は日本人。

私にはもうひとつ、実施中の計画があります。日本の通信大学に在籍し、英語科の教員免許を取るというものです。

 

海外在住で、妊婦で、学生です。

 

最近私を悩ませるのが、「私は赤ちゃんのことを第一に考えていないのではないか」

「だから、母親になる資格はないのではないか」という不安。

 

よくテレビや雑誌に書いてある妊娠の喜びに溢れていないのです。

 

命が宿るということは奇跡、不妊治療をして授からない人もいる、

だから私はこの子を何よりも大切に思わないといけない と思うのです。

 

でも、自分の体が自分の思い通りに動かず、自分の時間が自分の思い通りに使えないことに、ある種の落胆と戸惑いを抱えている自分がいることを認めざるを得ない。

 

無事に生まれてくれば、「この子がいてくれれば何もいらいないよ」って言えるのだろうか。それとも私は「この子のために自分のやりたいことを諦めて生きてきた」と言ってしまう母親になるのでしょうか。

 

そんな自分に母親になる資格はないと思う。

 

世の中のお母さんたちは、①母親としての自分 と ②自分の人生、どう融合させて生きておられるのでしょうか。「頑張っているお母さんを子どもは好きになってくれるよ」という意見もありますが、”自分のことをいつも一番に考えているとは言えないお母さん”は子どもを悲しませてしまうのではないでしょうか。

 

そんなことを考えて泣いていると、お腹が張ってくる。

 

もし流産したら私のこの考えのせいで赤ちゃんは天国に帰ってしまったのではないかと後悔するでしょう。子どもが一番のお母さんになるべきなのに、100%の笑顔で「この子がいれば何もいらないの」とは言えない自分。

 

これから心境の変化が訪れて、いいように諦めがついたり、

視野が広がって、違うように人生を捉えられる日が来るといいと願う今日この頃です。