ぼのにっきのブログ

ぼのぼの好きによるブログ。 ・語学のお勉強のこと ・ヨーロッパでの生活のこと ・ぼのぼののこと ・らっこのこと などを投稿していきます。Twitterアカウント→bononikki@デュッセルドルフ (@bononikki1): https://twitter.com/bononikki1?s=06

ドイツの日常 ~多国籍なスーパー~

移民の多いドイツなので、アジアンマーケットとかトルコ系の八百屋さんなど、食材を買うところも多国籍です。日本、もしくはアジアンマーケットで買い物をすることがやはり多いですが、その他のスーパーも重宝しています。

 

 

まず、ロシア系のスーパー。CONTINENTです。デュッセルドルフの北の方にあります。

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ロシア・トルコ系のスーパーのいいところは、野菜と果物が豊富なところですね。いろとりどりで、選択肢が豊富なところが嬉しい。特にキノコ。ドイツのチェーンのスーパーだとマッシュルーム以外にキノコの選択肢はないことが多いので、すごく嬉しい。日本にいたときはあまり有難み感じてませんでしたが、鍋しようと思ったときにキノコあるのとないのと満足感が全然違います。

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客が直接手でキノコ掴むスタイル。店員が商品を補充するのを見ていたのですが、ガサッっと素手で掴んでバスケットに移すのは許すとして、床に落ちたものまで何の違和感もなく入れてました。過重包装を避けるための販売方式は認めますが、土足で客が歩いている床に落ちたもの入れる感覚は理解できない。野菜も果物もできるだけよく洗って使いましょう。

 

ここでよく買うもの。恐らく私だけでなく、日本人がよく買うものが【たらこの缶詰】と【いくらの塩漬け】。今回はいくらを買いました。ちなみにロシア語で『イクラ』というと、たらこもいくらも『イクラ』らしいです。イクラとはロシア語で魚の卵だよ~ということらしいです。

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1パックあたり、1.99ユーロ(220円くらい)から売っています。ピンからキリまであるようで、1パックあたり20ユーロくらいのもあります。私が買うのはピンの方です。しょうゆ漬けにしたらあんまり変わらないかなぁと。

 

中身はこんな感じ。塩辛いです。

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この瓶にしょうゆと、酒と、少量のみりんを入れて混ぜて、30分待てばいくらの醤油漬けができます。期待通り、おいしいです。

 

 

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いくらの冷製パスタを作ってみました。

ミニレシピ(2人前)

オリーブオイル大さじ3、リンゴ酢大さじ1、あらびき胡椒少々を混ぜてソースのできあがり。パスタがゆであがったら、水にさらして冷やして、カット野菜とトマトとソース絡めてその上から、いくらの醤油漬けを好きなだけかける。以上。いくらだのみのレシピです。

 

スーパーに戻ります。ロシアと言えば!ピロシキも売っています。

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中身は、卵、鳥のレバー、じゃがいもなど。この3つを試しましたが、じゃがいもが一番おすすめ。卵とレバーは丸々1つ食べるのが結構きつい。それぞれ揚げたバージョンと焼いたバージョンがあります。

 

スーパー内にはイートインスペースもあります。ちょうどお昼時にいったときにはここでお昼も異国感があってよいです。店員のお姉さんはニコリともしませんが、ちゃんと頼んだものは出してくれます。ロシアでは意味もなく笑っているヤツはアホらしいです。

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魚のスープと鶏肉の細切れのクリーム煮とパンです。パン以外はおいしかったです。

ロシアの煮込み料理は外れなく、おいしいのかもしれません。

 

 

お次は、日本人御用達のギリシャ系スーパーです。NIK THE GREEKというお店。日本人が多く住むエリアにあります。

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お店の中はこんな感じです。ギリシャ行ったこともないし、友達もいないのでギリシャっぽいのかわかりませんが、見たことない食品がたくさんありました。

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おさかなコーナーもあります。鮭の切り身が日本の朝ごはんに出てくる大きさで売っていて、日本人に人気のようです。 

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目玉はこちらお寿司コーナー。日本人の職人さんがいらっしゃって、海鮮丼のクオリティがとても高い。S,M,Lとサイズがあり、Sサイズで5ユーロほどです。Sサイズだと小食な女性は満足できるだろうという大きさ。私はいっぱい食べたいのでLサイズ。9ユーロくらい。

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臭みもなく、歯ごたえもプリプリで美味しかったです。これを超えるクオリティの海鮮丼をテイクアウトできる店はデュッセルドルフでは他にないと思います。以前、韓国系のスーパーで、海鮮丼を買ったことがあります。なぜか酢飯にパプリカがふんだんに混ぜられていてショックでした。なんで入れたのかな。

 

 

今回はロシアとギリシャ系スーパーについて書いたのですが、やはりデュッセルドルフは日本系のスーパーがすごいです。高いですが、納豆(3パックで2ユーロ~3ユーロ)がいつでも食べれて、刺身を売っている店もあるし、皮つき鶏もも肉や薄切りの牛・豚肉も手軽に手に入る。ワーホリで違う国にいたときは、ご飯が合わないことが常に悩みの種でした。納豆が食べた過ぎて、自分で納豆菌を発酵させる方法を調べたけど菌が手に入らず断念したり、餃子を作って欲しいと現地の人に言われたけれど、ミンチなんて売ってないから何とか挽肉を作る機械持っている人探して、なんちゃってミンチで餃子ではない小麦粉でできた皮に包まれた何かを作ってしまったり。デュッセルドルフ日本食を食べたり、食材を買うたびに『はっ!これを当たり前だと思ってはいけない!これが海外生活の当たり前だと思ってはいけない!!』と自分に言い聞かせてはいるけれど、もし他の都市に移動してくださいと言われたら非常に困る。私はデュッセルドルフに甘やかされているなぁ。恵まれていることに感謝だなぁと思う今日この頃です。