自信は持つものではなく湧いてくるもの
新しいドイツ語のコースが始まって、2週間が過ぎようとしているのですがこんなに進歩が感じられないコースは初めてで何だか辛い日々を送っています。
超初心者だったときは、周りも超初心者だったから安心して授業が受けれていたんだなぁと思う。今はすごく周りが気になる。わかってないのは私だけかもって思う。本当は先生が言っていることを「こういうこと?」って確かめたいけど、そんな話をまとめるドイツ語力がないから聞けない。それから、今回の先生はまだ私の名前を覚えていない。先生が名前を呼ばないので、クラスメイトも覚えてくれない。それも結構ショックだったりする。また、クラスメイトと英語で話すときに自分の英語力が低下しているのもすごく気になる。日本で英語教育に携わってましたって自己紹介してるから、その程度の英語力で何を教えられるの?って思われてたらどうしようと思う。こういうときはどうすればいいだろうか。
今日の結論。こういうときは開き直るしかない。きっと、自分の自信のなさがこの辛さを生み出している。周りにバカだと思われたくないから質問ができない。名前を覚えられないなんて、自分を軽んじられている気がするから名前を覚えない先生に腹が立つ。もともと英語力に自信がなかったのに、ますます自信を揺るがす事態になっているから焦りを感じる。自然に自信がある人はこんな風にものごとを捉えたりしない。欲しいな、自信。だけど、自信がないなら持てばいいという単純な問題でもないと思う。頭がいいわけではないし、クラスの人気者になるような人望もないし、人に誇るような英語力もないのが私。即席で手に入れた自信は必ず崩れる。自信は湧いてくるものであって、持ちたいと思って持てるものではない。自分はできるという気持ちが湧いてくるまで、地道に努力するしかない。
語学の習得は時間がかかるものだから、今は上手くいかなくても仕方ない。チヤホヤされるような人間でもなく、地道に努力しかできないつまらない自分が自分だから付き合っていくしか仕方ない。明日から、自然に自信が湧いてくるまで、大したことのない自分とドイツ語を学んでいけるように精進しようと思う今日この頃です。