美しい5月に
やっと春らしくなってきたデュッセルドルです。ドイツでは春とは5月のことらしいです。よかった、春来てくれた。
5月といえば、『美しい5月に(Im wunderschönen Monat Mai)』というロベルト・シューマンの歌曲があります。
Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Knospen sprangen,
Da ist in meinem Herzen
Die Liebe aufgegangen.
素晴らしく美しい5月に、
すべてのツボミが花開き、
そして僕の心にも、
恋心が芽生えたよ、 という歌詞です。
そうか、春といえばドイツでは5月なんだと感じさせる詩です。日本だと5月は恋するにはちょっともう暑い気がする。
日本の桜みたいに春を象徴する華々しいものはないですが、ドイツでは緑が濃くなってくることで春を感じます。全体的に緑が日本と比べて多い街づくりです。アパートから歩いて3分ほどの公園(ホーフガルテン)には野生のウサギやリスが住んでいます。
私の苦手な鳥も大量に住んでいるので、公園を通って買い物に行く際は、できるだけ目を合わせないように、驚かせないように細心の注意を払っています。鳥の写真は今後も撮影することはないのかもしれません。