ぼのにっきのブログ

ぼのぼの好きによるブログ。 ・語学のお勉強のこと ・ヨーロッパでの生活のこと ・ぼのぼののこと ・らっこのこと などを投稿していきます。Twitterアカウント→bononikki@デュッセルドルフ (@bononikki1): https://twitter.com/bononikki1?s=06

デュッセルドルフの美術館

デュッセルドルフに来て2週間が経ちました。
最も困ってること、それはドイツ語でも食べものが合わないでもなく、気温と天気です。基本的に寒い。寒いのに太陽がでると一瞬ですごい暑くなる。昼の時間だけでも寒いときは8℃くらい、暑くなると20℃くらいまであがる。そしてまた寒くなる。ドイツの春とはこういうものだそうです。みんな普通にもこもこダウンジャケット着ていて、中は半袖らしい。春にドイツに来られることがあれば、ダウン持参をお勧めします。

今日も午前中は冷たい雨でしたが、前から行ってみたかった美術館に行ってきました。
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デュッセルドルフの有名な美術館はK20とK21という2つの美術館です。Kってなーに?というと、“Kunstsammlung ”というドイツ語があり、アートコレクションという意味です。20世紀アートコレクション、21世紀アートコレクションということのようです。
K20にまず行ってみたけど、常設展は改装中でした。特別展は見れるようでしたが歩いて来れる距離なのでまた来ることにします。2019年6月6日にリニューアルオープンです。
K21は通常営業だと教えてもらい、25分ごとに走ってるというシャトルバス乗り場へ。時刻表はありません。あと5分待てば来るのか、25分待つのかは運任せ、運転手の気分次第。5分くらい待って、雨降ってきてもう歩こうと思ったときに運転手の女の人が声かけてくれたので乗れました。バスがベンツで、ドイツな感じがありました。

そしてK21美術館に到着。現代アートの美術館です。最上階は4階で、最上階まで上がって下がってくるのがいいよと受付で言われて、上がってみると蜘蛛の巣ネットで遊ぶ大人たちが。
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下から見るとこんな感じ。
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楽しそうだったけど、つなぎが用意されててスカートは着替えないといけない。面倒でトライせず。でもめっちゃ楽しいらしいです。ぜひ行かれる方はズボンで行ってください。
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芸術としての蜘蛛の巣。何がアートかというと、私なりの解釈ですが、蜘蛛の巣に他の人が入ってくると振動が生じるということかなと。振動はバイブレーションで、人と関わるということはバイブレーションが発生するのだということなのではないでしょうか。たくさんの人が蜘蛛の巣にいると、たくさんの揺れが起こり、少ないとあまり揺れない。そして近くに人がいると大きな振動がくるけど、遠いと小さい。人との関わりは蜘蛛の巣の中のようですね、ということで私は理解しました。

その他にも面白い展示は結構あり、現代アート面白そうじゃん!という方にはお勧めできます。

これも面白かった。
Mann und Maus
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ネズミが大きくなって眠っている人間の上に乗ってます。
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小さいものを大きくして、色を2色に絞るだけで、こんなに印象深いものになるのですね。人間の方は悪夢を見てるんだろうなとか、これは日頃虐げられているネズミが見る願望の夢なのかなとか、ネズミは普段虐げられている自分でこれは自分の夢でもあるのかなと考えました。

工業やビジネスの街で、芸術のイメージが薄いデュッセルドルフですが、アートも楽しめる街のようです。素人の意見で恐縮ですが、K21はクオリティの高い現代アートの美術館と思います。ぜひ訪れてみてください。