20週の記録とドイツのベビー服
こんにちは、ぼのにっきです。
デュッセルドルフは雨や曇りで最高気温20度いくかいかないか、
「お?ドイツに梅雨あったっけ?」というお天気が1週間ほど続きましたが
今日から最高気温は28度越えで紫外線ばっちり。やっぱり春の次は夏が来るのがドイツの様です。
私の妊娠は20週になりまして、胎動をほぼ確実に捉えられるようになりました。
もう一人の人間がお腹にいるらしい。それを画像だけでなく体感として感じる。
なるほど。お腹の中の生き物に母親にならされていく感じ。
終わらないつわり、便秘、痔、カンジダ膣炎、頭痛、腰痛とマイナートラブルは次から次へとやってくる。
今度は体のかゆみと湿疹。お腹じゃなくて、背中とわき腹が痒くて仕方ない。
ドイツは空気が乾燥していて、肌は乾燥しがちなのに何もしてなかったから余計かもしれない。今更NIVEAを塗る。
それと尾てい骨痛。しっぽのなごりの骨、普段は存在することすら知らないのに。
妊婦になると骨盤がゆるんで、出て来てしまうから、立ち上がる時に力が入ると痛い。
普通の状態では、気に留めないようなことがトラブルになってでてくる妊娠期。
自分の体は知っているようで、知らないことだらけ。
性別が何となく女の子かな~となり、ベビー服を見に行ってみる。
ヨーロッパのベビー服は
『ボディ+外着』 もしくは 『ボディ+パジャマ』 となっているようです。
ボディはこんな感じ。C and Aというドイツの大型衣料店にて。ドイツ版しまむらといった感じのチェーン店です。大人の服は「あぁ、なんだか大雑把」という感じで買わないのですが、ベビー服となるとそれもかわいいかもしれない。そして何より安い。
ボディはこんな感じのやつ。
こちら前開きのものを見つけましたが、
前開きでなく、上から被せるものがメジャーです。首座る前でも被せる。それが普通。
日本の育児雑誌をみるとどうやら『短肌着』『コンビ肌着』という前あきで
簡単に脱ぎ着できるお腹までの肌着と、足までの肌着が必須らしい。
が、ドイツにはなかった。ドイツの肌着は『ボディ』です。
このボディの上に、お出かけの時は外着
寝るときは、パジャマ
寒いドイツで効率的な靴下一体型。
そして、パジャマの上に布団をかけて寝るのではなく、寝袋に入って寝る。
窒息が防げてよいそうです。
この寝袋のように、C & Aはmiffyの限定コラボ商品があります。
miffy好きとしては、嬉しい。日本で商品開発されたものの方が洗練されてはいますが。
いくつか買ってもいいかな?と思うのですが、性別にまだ疑いがある。19週の検診で医師の見立ては女の子だったものの、直観は男の子だったので、まだ疑っている。
次の検診でも女の子だったら、購入解禁しようかな。
日本の育児情報を見ていると、日本は本当にアイディアと工夫の国だなぁと思う。
不便だと思うことがあれば、それを解消しようと便利な商品ができる。
授乳の穴が開いているようにみえないおしゃれなトップスとか、産前産後の腰痛を防ぐ骨盤ベルトが気楽に買えたり、
膨らませてシンクで使えるベビーバスとか。
ドイツでも通販で探せば買えるけど、日本の3倍ほど値段がする。
ドイツは住居が日本より広い。とはいえ、やっぱりコンパクトな方がいい。捨てるのも大変だし。
ドイツでは不便なことも、「まぁ、そういうもんだから」となることが多いように思う。妊娠や子育てに関わらず。
日曜日にスーパーが閉館なのも、人は休まないといけないから。そういうもんだから。
宅配便の再配達や時間指定がないのも、配達するの大変だから。そういうもんだから。
ベビーカーを電車に乗せるのは大変なので、みんなで持ち上げる。そういうもんだから。
まぁそうなんですけどね。自分ひとりで何でもできることがよいことではない。だから軽量にする必要はないのか、大きくて重いドイツのベビーカー。何より安定感が大切。まぁ、そういうもんなんでしょう。
『海外』、『妊娠』という特殊な状況に置かれてみて、
日本にいて、妊娠や子育てはどこが他人事だった自分とは変わったと思う。
どっちがよかったとは言えない。日本の方が便利で、ご飯も口に合うし、楽だったかもなと思うし、子どもがいない方が自分のやりたいことに正直でいれたのかもと思う。
でも、いつまでも同じではいられない。それならば、自分に起こることを受け止めながら、なんとなくいい感じに変わっていくといいなと思う今日この頃です。